シール印刷に大切な素材の選び方のポイント

シール印刷を行う上で大切なのは、屋外・屋内といったように使用する環境を明確にすることです。合成紙をはじめとした紙素材は安価であるのがメリットですが、その一方で雨で濡れてしまうと汚損する可能性が高くなります。商品化するにせよ、ノベルティとして作成するにせよどちらも目的・用途をはっきりさせてから素材を選ぶことが大切です。室内のみで使う、すなわち耐水性を求めないのであれば製造コストを節減できる紙素材を選ぶと良いでしょう。

特にこだわりがなければ価格がリーズナブルであり、広い用途で用いられる上質タック紙がおすすめです。店名のロゴが印刷されたシールやラベル、荷札まで多種多様なシール印刷に用いられます。グラデーションや写真の印刷、バーコードに用いるのであればアートタック紙の方が良いです。素材の表面に塗料をのせて、仕上がりの美しさ・平滑さを確保できるため加工・印刷精度を高めやすい素材だからです。

光沢感のあるシール印刷を望むのであれば、ミラコートタック紙が良いでしょう。一般的な用紙に、鏡面仕上げを用いて加工された紙素材です。アートタック紙よりも光沢や高級感が出るため、カラー印刷を求めている場合に最適です。一方でクラフトタック紙は、自然なデザインの仕上がりにしたい場合に有効となります。

包装紙や茶封筒に用いられる素材であり、糊引き加工が施されています。和風のデザインであれば、和紙のような紙素材である和紙タック紙が最適です。

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